画像描画に時間がかかるかと思います。少々お待ち下さい。
本編成モードは、ユーザと対話しながら、制約違反点数を少なくするように改善していくことで、 制約違反の(少)ない時間割を編成するものです。
現在の総合違反点数(違反点数の合計)が、96点であります。
この編成モードを選択すると、まず、どの科目割当を変更するのか、 システムからユーザに問い合わせます。このとき、 システムは最大違反点数の科目割当(つまり一番制約に違反している科目) を変更する割当として提案します。
ユーザがこれで良ければ、「はい」を選択します。 もし、他の割当を変更したいならば、「いいえ」を選び、変更したい科目を選択します。
次に、先ほど選択した科目「電気回路」をどのように変更するのかを、 システムがユーザに問い合わせます。 変更方法は以下の3通りです。
この例では、さきほど変更方法「移動」を選択したもので、説明を続けます。
システムは、選択された科目をそれぞれのコマ(時間帯)に移動させた場合に、 総合違反点数が何点になるかを計算し、それをコマごとに点数を表示させます。 同時に、
さらに、これらの候補(コマ)の中から、一番制約違反が減少する候補 (最少の総合違反点数)を「赤」の四角で囲み、 さきほど選択した科目をそこに移動するかどうかをユーザに問い合わせます。
いいえを選ぶと、ユーザが自由に候補を選択することができます。
上の問い合わせで、「はい」を選択しました。そうすると、システムが提案した コマへ先ほどの科目「電気回路」が移動しました。
結果として、当初、違反点数の合計が96点であったのが、 66点に減少しました。つまり、制約違反が減少したことになります。 このようにして、本編成(半自動編成)は、システムとユーザが対話することによって、 制約違反をなくすように編成することができます。
この例は、画面例No.2で、「別科目割当」や「交換」を選択した場合です。 「別科目割当」や「交換」では、改善する時の候補が科目になりますので、 このように科目表を色分け表示します。
違反点数の合計が何点になるのかは、一番右側の欄に表示されます。